みなさんこんにちは。便利屋さん集客チャンネルのおとさんです。
これから便利屋さんをやりたいと考えている方から、よくいただく質問があります。
スキルや資格がなくても便利屋さんを開業して大丈夫ですか、というものです。
この動画では、3年以上便利屋さんをやってきた阿部さんに、その答えを聞きました。
結論から言うと、大丈夫です。ただしその中でも、優先的に取っておきたいものはあります。
阿部さんが持っている資格は、運転免許くらい
まず阿部さん本人がどうだったのかという話です。
阿部さんが持っている資格を聞いたら、マニュアル車の運転免許ともう一つ、それだけでした。
今まで取ったことのある資格がそれしかない、ということです。
さすがに運転免許は必要ですが、それ以外の特別なもの、たとえば大工仕事や庭仕事といったスキルは持っていませんでした。
資格もありません。
なぜ今この話をしているかというと、前回の動画で「便利屋を開業したときに大変だったことは何でしたか」と聞いたときに、阿部さんが一つ目に挙げてくれたのがそもそもスキルが全くない状態だったということだったからです。
そしてもう一つ、ないものがありました。道具です。スキルもなく、資格もなく、道具もない。
それでも大丈夫ですかという問いに、阿部さんは大丈夫だと答えています。
最初の現場は、手で草を抜いて袋に詰めた
なぜ大丈夫だと言えるのかというと、阿部さんと便利屋さんを始めたときが、まさにその状態だったからです。
阿部さんと行った一番最初の現場は、今でも二人とも覚えています。
草を集めて袋詰めする作業を手伝ってもらった現場でした。
そのときの阿部さんは鎌すら持っていませんでした。私が刈った草を集めて、袋に詰めていく。
手で抜いて袋に入れる。そういうところから始まっています。
車も軽自動車で、小さい車でやっていました。ですので小さい車でも大丈夫です。
そもそも私自身、当時は便利屋と名乗ってはいませんでしたが、草刈り屋さんのような形で新潟のいろんなところを草を刈って回っていました。
それを見た阿部さんが「自分もやってみたいです」と言って始めた、という流れです。
1000円の仕事を3回受ければ、鎌が買える
私たちは今でも、特に春から夏、冬までの間は草刈りがメインの仕事になることが多いです。
それでも最初は鎌もありませんでした。
そこで阿部さんに聞いてみたことがあります。1000円で仕事を受けました。もう一度1000円で受けました。
もう一度受けて、3000円貯まりました。何ができますか、と。
阿部さんは即座に「鎌が買えます」と答えました。
そういうことなのです。
鎌もない状態で草刈りを始めても、一つ二つ三つと繰り返していけば3000円は貯まります。
貯金が3000円あって鎌を1本買えば、草刈りは始められる。
だからスキルや資格がなくても大丈夫だと言っています。
実績ゼロのうちは0円からでも始めていい、という考え方は「実績ゼロなら0円から始めていい」で詳しく話しています。
優先的に取っておきたいもの、その1:草刈機の講習
とはいえ、最初はなくて大丈夫だとしても、この3年間やってきて先に身につけておいてよかったものはあります。
阿部さんに聞いたところ、一つ目は草刈機の講習でした。
阿部さんはできることが少ない状態から、草刈りで始まりました。
ですので草刈りをやるなら、草刈機の講習は受けたほうがいいという実感です。
スキルがなくても、逆に言えば講習を受ければ知識が入りますし、実技もあります。
実際に先生がついて授業があり、実技もやったそうです。
私たちは新潟にいるので新潟での話になりますが、講習の費用は8000円から1万円弱だったとのことです。
これは絶対に必要な資格ですよ、という性質のものではありません。
ただ、それを取って草刈機を使うようになった。
そうすると、草刈機自体を買えば少なくとも数万円しますが、レンタルするという手もあります。
草刈機で刈れば、手で抜くよりもっと早く仕事を終えられますし、より広い範囲の仕事ができるようになります。
優先的に取っておきたいもの、その2:荷物の運搬
もう一つ、阿部さんが仕事の幅が広がると感じたのが、物を運ぶときに必要になるものです。
貨物の運搬に関わるもので、これがあると引っ越しなども含めて幅がすごく広がるという話でした。
いわゆる黒ナンバーと呼ばれるものです。
Amazonなどで家に荷物を配達してくれる方たちは、黒地に黄色のナンバーが入っています。
阿部さんもこのナンバーを取得しているので、お客様の荷物を運んだりできるようになります。
よく考えると、この辺りからやっていくのはかなり良さそうだと私も思いました。
3年やってきた中でも、特に最初は本当にスキルもなく、人脈もなく、できることがほとんどありませんという状態でした。
それでも掲示板を地元で使ったり、SNSを頑張ったりといろいろやる中で、やっと繋がったお客さんに対して何をやっていくか。
そのときに必要なスキルとして、草刈りができて、さらに荷物を運べますよと言えるのはとても強いです。
取らずにやっている人は、実際にたくさんいる
正直なところ、この黒と黄色のナンバーを取らずにやっている人はめちゃくちゃいます。
阿部さんもそう思うと言っていました。
便利屋さんの業界は、グレーやブラックがすごく多い世界だと私は思っています。
知らないでやっていましたというのは、褒められはしないけれど仕方ない部分もあるかもしれません。
ただ、知っていてやっている人もいっぱいいます。
そういうことがたくさんある業界です。
だからこそ、先に押さえられるところは押さえておいたほうがいいと考えています。
まとめ
今回の要点を整理します。
スキルがなくても、資格がなくても、道具がなくても、便利屋さんは始められます。
阿部さんが持っていたのは運転免許くらいで、最初の現場は手で草を集めて袋に詰める作業でした。
車も軽自動車でした。そこから1000円の仕事を積み重ねて、鎌を買うところから始まっています。
その中で優先的に取っておきたいのが、草刈機の講習と荷物の運搬に関わるものの2つです。
どちらも合わせて2万円くらいでしょうか。
ただ、金額については正確に覚えていないので、そこはまた別の動画で改めてお話しします。
まずは安心してください。スキルがなくても、便利屋さんの仕事はできます。
その中でも草刈りと荷物の運搬は、優先的に取っていったらいいでしょう、というのが今回の話です。
前回の動画では、便利屋を開業して大変だったことを3つ挙げてもらいました。
スキルがなかったこと、集客が大変だったこと、コミュニケーションが大変だったことです。
今回はスキルなしについて話したので、次回は2つ目の集客についてお話ししていきます。
開業してからは、仕事の取り方という別の壁が出てきます。「開業してからの集客方法」もあわせてどうぞ。
動画で見る
この記事の内容は、以下の動画で話しています。
