みなさんこんにちは。便利屋さん集客チャンネルのおとさんです。
便利屋を開業して最初にぶつかる最大の壁が、集客です。
「ありがとう、あべさん」は、2022年に新潟市で立ち上がった便利屋です。
代表のあべさんを、私は立ち上げから裏方で支えてきました。
この動画では、その「ありがとう、あべさん」の実例を3年間そばで見てきた私が、数ある集客手段の中から優先してやるべき4つを絞ってお話ししました。
ホームページ・SNS・Googleマップ・チラシの4つです。
集客の方法は、言おうと思えば正直無限にあります。その中で、まず何から手をつけるか。
順番に見ていきます。
1つ目:ホームページは、お客さんが最後にたどり着く場所
阿部さんに「一番効いている感じがするのは何ですか」と聞いたら、即答で「ホームページ」でした。
問い合わせの導線としては、これが一番多いそうです。
私は便利屋さんに限らず、いろんな事業を見ています。
その中で一番最初に提案するのは、やはりホームページを作りましょうということです。
SNSをやろう、Googleマップをやろう、チラシを撒こうと、やることはたくさんあるのですが、お客さんが最終的に着地する場所がホームページだからです。
公式LINEに登録してもらう形や、電話を直接もらう形もあります。
それでも私たちのところに来る問い合わせは、8割近くがホームページの問い合わせフォームからです。
阿部さん自身も「電話も結局はホームページから繋がっている。
ホームページがないと仕事にならないんじゃないかと思うくらい大事」と言っていました。
ホームページが必要な理由を3つに分けて詳しく話した記事もあります。
気になる方は「ホームページが必要な3つの理由」もどうぞ。
ホームページはSEOの戦略とセットで作る
私がホームページを設計するときは、「地域名+便利屋」「地域名+サービス名」で戦う形にしています。
新潟市便利屋、長岡市便利屋、新潟市草刈り、新潟市引っ越しといった具合です。
これがいわゆるSEO対策、つまり検索したときに上に出てくるようにする施策です。
ただ作るのではなく、この戦略とセットで作ります。
作り方は、今はいろいろなツールがあるので自力で作ってもいいですし、難しければ初期費用を出して誰かにお願いする形でもいいです。
ただ、これから開業する方がいきなり20万、30万を払って作れとは思っていません。
まずは草刈りなどをやらせてもらって、貯めたお金で作る流れでもいいので、いつかホームページを作るという前提を持って動くのが大事だと考えています。
2つ目:SNSは、安心感を与えて新しい人に届ける
阿部さんはSNSを顔を出してやっています。
便利屋さんは顔を出さずにやっている方が結構多いと思いますが、便利屋にとって大事なのは安心感を与えることです。
そこでSNSが効いてきます。実際にやっているのはYouTubeとInstagramの2つで、TikTokはやっていません。
Facebookはほとんど意味がないと思っています。
SNSは若者のメディアだと勘違いされがちですが、そんなことはありません。
70歳のおばあちゃんですという方がコメントをくださることもあります。
それに、チャンネル登録者数が多いか少ないかは、私はあまり関係ないと思っています。
ホームページやチラシを見た人が、QRコードからYouTubeに飛んで「こういう声の人なんだ」「こういう雰囲気なんだ」と分かる。
ここがすごく大事です。
現に阿部さんのところには「YouTube見ました」というお客さんが普通にいます。
認知を広げたいならショート動画
新しい人にどんどん広げていこう、認知を拡大していこうと思ったときは、やはりショート動画です。
YouTubeショート、Instagramならリールですね。同じものをTikTokに出すのも割といいと思います。
便利屋さんで言うと、便利ダリアさん、全力山川くん、草刈り侍さん。
この方たちのSNSはとても上手なので、参考にしてみてください。
ホームページとSNSは角度が違います。
ホームページは最終的に着地させる場所、SNSは安心感を与えたり新しい人に届いたりするためのツールという使い分けです。
3つ目:Googleマップは、検索したとき一番最初に出てくる
3つ目は意外に思われるかもしれませんが、Googleマップです。
やっていない便利屋さんがめちゃくちゃ多いと思います。
なぜ大事なのか。レビューの数も一つの指標ではありますが、私が強く考えているのはそこではありません。
「新潟市 便利屋」「新潟市 草刈り」といったキーワードで検索したとき、一番最初に出てくるのが地図だからです。
実際に検索すると、地図と店舗情報がまず出てきて、その下にいろいろなサイトが並びます。
Googleマップの中で誰が上に上がるかというと、レビューがしっかり集まっているところ、最新情報が更新されているところです。
私たちは週2回マネージャーが投稿し、レビューも専用のシートを使ってほとんどのお客さんにお願いしています。
始めた当時は新潟で一番多いところがレビュー30件ほどでしたので、そこをまず目標にして集め、今は30〜40件になっています。
Googleマップについては「Googleマップに力を入れる3つの理由」で、レビューの集め方まで掘り下げています。
お客さんは点数ではなく中身を読んでいる
阿部さんも「Googleマップを見て来たという方が何人もいた」と言っています。
そして口コミは、星の数が多いかどうかだけではありません。
そこに何が書いてあるかをお客さんは読んでいます。
「阿部さんは評判通りの優しい方でした」「何社か見積もりを取ったけれど、Googleの評価を見て阿部さんを選びました」という声が実際にあります。
4つ目:チラシは、一番安くてすぐできる
4つ目はチラシです。
阿部さんは3年間で2000枚ほどなので、この中では一番頑張っていない部類ですが、チラシの効果は便利屋に関してはかなり厚いと私は思っています。
これまで20社以上の便利屋さんの相談に乗ってきましたが、ポスティングは全事業者に勧めています。
今年の春から一緒に見ている便利屋さんは、この半年でトータル2万枚ほど配っていました。
そこからたまたま社長をやっている個人のお客様につながって、定期的に仕事をいただく形も発生しています。
ポスティングの反応率は、1万枚配って1件成約と言われる世界です。
ただ、便利屋さんに関してはそこまで低くないというのが実感です。
チラシを使う理由は、「便利屋のチラシの作り方と配り方」の記事に詳しくまとめました。
ポスティングというより、チラシを使った営業
阿部さんのやり方は、端から機械的に投函していくポスティングではありません。
インターホンを押してお話しして、いらっしゃらなければポストに入れてくるという、チラシを使った営業です。
1日に多くて40〜50件回るそうです。
この形だと、お庭がどういう状態か見られますし、困っていそうだと思えばその場で話もできます。
そしてチラシの一番の強みは、何もない人でもできて、一番安くてすぐできることです。
ホームページは何十万かかり、SNSは時間がかかります。その点チラシは白黒なら1枚5円ほどです。
ホームページが作れない、SNSがよく分からない、Googleマップも分からない。それでもチラシならできます。
あべさんの年商9万円が700万円になるまで、集客の手段をどう使い分けたか
私が3年間そばで見てきた「ありがとう、あべさん。」は、初年度の年商が9万円でした。
そこから27万円、150万円、700万円と伸びてきました。
この間にやってきたことを振り返ると、4つの手段は「どれが正解か」ではなく「どの役割を誰が担うか」で分けると整理できます。
ホームページは、お客さんが最終的に着地する場所。SNSは、安心感を与えて新しい人に届ける場所。
Googleマップは、検索したとき一番最初に出てくる場所。
チラシは、何もない状態からでも今日始められる入口です。
チラシはあべさんの場合、3年間で2000枚ほどです。
4つの中では一番頑張っていない部類ですが、役割ははっきりしています。
ホームページが作れない、SNSがよく分からない、Googleマップも分からない。それでもチラシならできます。
4つは役割が違うから、「いつ何を足すか」は持っているお金と時間で決める
4つの手段は、足し算の順番ではなく、今の自分に何が足りないかで選びます。
- 何もない、お金もない → チラシ。白黒なら1枚5円ほど。インターホンを押してお話しして、いらっしゃらなければポストに入れる、チラシを使った営業から始められます
- 見た人に安心してもらいたい → SNS。顔と声を知ってもらうと、「YouTube見ました」というお客さんが出てきます
検索したとき見つけてほしい → Googleマップ。
レビューの数と中身、更新の頻度が効きます。
始めた当時、新潟で一番多いところが30件ほどで、そこを目標に集めて今は30〜40件です
最後に着地してもらう → ホームページ。
問い合わせの8割近くがホームページのフォームからです。
いきなり20万、30万を払う必要はなく、貯めたお金で作る流れでも大丈夫です。
ただし、いつか作る前提で動くことが大事です
どの手段から入っても、お客さんが最後にたどり着く場所はホームページです。
だから、入口は今できるものから、着地点はホームページ、と二段で考えます。
まとめ
今回は4つに絞ってお話ししました。改めて整理します。
- ホームページ:お客さんが最終的に着地する場所。地域名とサービス名で検索対策をする
- SNS:安心感を与え、新しい人に届ける。顔と声を知ってもらう
- Googleマップ:検索したとき一番最初に出てくる。レビューの中身と更新が効く
- チラシ:一番安くてすぐできる。手書きでもいいから、まず知ってもらう
正直、これでは収まりきりません。Instagram広告やリール広告など、本当はもっと話せることがあります。
そこはまた別の動画でお話ししていきます。
集客が動き出したら、次に考えたいのは料金です。「便利屋の料金設定」の記事も合わせてどうぞ。
よくある質問
Q. 4つ全部やらないとだめですか?
A. 全部を同時にやる必要はありません。
今回あえて4つに絞ったのは、集客の方法は無限にあるからです。
何もない人はチラシから入って、できることを一つずつ足していく形で十分です。
Q. ホームページは最初から必要ですか?
A. 最初から作らなくても大丈夫です。
ただ、お客さんが最終的に着地する場所なので、いつか作る前提で動くのがおすすめです。
「地域名+便利屋」「地域名+サービス名」の検索対策とセットで作ると、役割が活きます。
Q. SNSは顔を出さないとだめですか?
A. 便利屋にとって大事なのは安心感を与えることです。
顔を出している方がその安心感は届きやすく、QRコードからYouTubeに飛んで「こういう声の人なんだ」と分かってもらえる効果があります。
ただ、チャンネル登録者数が多いか少ないかは、あまり関係ないと考えています。
Q. 創業塾や開業講座を終えたばかりで、まだ何もありません。最初のお客さんはどう取ればいいですか?
A. ホームページも実績もない段階なら、白黒1枚5円ほどで今日から始められるチラシからで十分です。
配り方は、端から投函するだけでなく、インターホンを押してお話しし、いらっしゃらなければポストに入れる、チラシを使った営業がおすすめです。
詳しくは「便利屋のチラシの作り方と配り方」の記事にまとめました。
動画で見る
この記事の内容は、以下の動画で話しています。
