みなさんこんにちは。便利屋さん集客チャンネルのおとさんです。
便利屋が儲からない・続かないのは、腕や根性の問題ではありません。
「仕事が来ない最初の時期」「何でも受けて単価と体力が削られること」「相談できる相手がいないこと」の3つが重なるからです。
「ありがとう、あべさん」は、2022年に新潟市で立ち上がった便利屋です。
代表のあべさんを、私は立ち上げから裏方で支えてきました。
その「ありがとう、あべさん」も、初年度の年商は9万円、2年目は27万円でした。
それでも丸4年続けて、今は5年目に入っています。
便利屋が儲からない・失敗する原因は、3つに集まる
よく体力の話が出ますが、体力だけが理由なら、休めば続けられるはずです。
やめてしまう場面を並べると、次の3つに集まります。
- 仕事が来ない時期耐えきれずに、やめてしまう
- 何でも受ける単価と体力が削られていく
- 一人で抱える相談できる相手がいない
どれも頑張りが足りない話ではありません。開業した人なら誰でも通りうる壁です。
便利屋の仕事が来ない時期は誰にでもある|初年度の年商は9万円
開業した直後は、誰にも知られていません。
チラシもSNSも効果が出るまでに時間がかかり、この時期に耐えきれずやめてしまう人がたくさんいます。
8月から9月ごろに始めた初年度は半年ほどで、年商9万円。月にならすと2万円にも届きません。
本人は動画で当時をこう振り返っています。
「私の場合、派遣をしたり日雇いをしたり、別の仕事をしながらでした。
最初は無料でやっていた時期もあります。」
便利屋を始める人は、前の仕事が土台になっていることが多いです。
あべさんにはそうした強みがなく、最初の現場は手で草を抜いて袋に詰める仕事でした(スキルも資格も道具もなくて便利屋を開業できるか)。
仕事が来ない時期は、耐えるものというより、短くできるものです。
何から手をつけるかの順番を間違えると、頑張っているのに仕事が来ない時期だけが長引きます。
集客の順番は便利屋の集客方法は4つの役割分担で決まるにまとめています。
何でも受けると便利屋は儲からない|時給2000円台だった頃
頼まれれば何でもできてしまうから、安い単価のまま何でも受け続けてしまう。
時間と体力ばかりが削られて、手元にお金が残らない。これが「便利屋は儲からない」の正体です。
一番しんどかった1〜3年目の時給は2000円台。
良い日で2500円、3000円弱で、力仕事でもどの仕事でも、だいたい同じ単価でした。
去年あたりまでは、この状態が続いていました。
アルバイトの時給と比べれば3倍近くあっても、ずっと続けられる価格ではない。
何年も続けてきた私たちの実感です。
値上げの話をすると、私が支援している便利屋さんも、最初はたいてい「そんな金額で依頼してくれる人がいるんですか」と言います。
値上げの順番は、便利屋の料金設定はどう決めるかに書いています。
単価と体力が削られる大きな理由は、一人で受けていることです。
時給3000円の仕事を一人でやるか、二人でやるかで、こう変わります。
- 一人で3時間9,000円
- 二人で1時間6,000円
- 二人で3時間18,000円
スタッフにお給料を払っても、手元に残るお金は大きく変わります。
2年ほど前の「ありがとう、あべさん」は、あべさんとパートの方が1人という体制でした。
一人で抱えると心が折れる|「相談相手がいなかったら続けていない」
3つ目は、相談できる相手がいるかどうかです。私は、これが一番大きいと考えています。
便利屋は特に、集客が強いところが少ない業界だと感じています。
新潟でも、フォロワーがとても多い便利屋や広告をたくさん出している便利屋は、あまり見かけません。
だから開業したての頃は特に集客が難しく、苦手なまま一人で抱える人が出てきます。
最初はあべさんが1人で始めて、そこに私がサポートで入る形でした。
今は、一緒に事業をやっている感覚に近いです。
動画で「もし相談できる相手がいなかったらどうだった?」
と聞くと、答えは「なかったら、もう続けてないです。」でした。
売上のこと、体力のこと、夏の暑さ。元気がなくなったときに話せる人、事業を一緒に考えてくれる人がいる。
それだけで、続けられるかどうかが変わります。
私が支援している別の便利屋さんも、数字は伸びている一方で、夏が終わったころに「メンタルがきつかった」「体力がきつかった」と話していました。
伸びている人でも、近くで支える人がいなければ、売上を伸ばすのは難しかったと思います。
便利屋が儲かる形に変わるまで|年商9万円から700万円までに変えたこと
「ありがとう、あべさん」の売上は、こう伸びてきました。
- 1年目9万円
- 2年目27万円
- 3年目150万円
- 4年目700万円
現場で変えたのは、次の3つです。
- 何でも受けるのをやめる得意な仕事で単価を出す
- 大変さで値段を変える難しさ・危険・必要な体力に合わせて、時間単価を変える
- スタッフを入れる一緒に働くスタッフを入れる
今は冬の雪下ろしのように、単価を高く取れる仕事もあります。
長岡・上越・新発田・見附の屋根やカーポートの雪下ろしは、1時間20,000円からです(出張費は別で、市ごとに異なります)。
変えたのは腕ではなく、受ける仕事と値段の決め方でした。
ここは専門の仕事|便利屋の集客と相談は任せたほうが早い
便利屋さんの土俵は現場です。お客さんが自分ではできないことを代わりにやるのが便利屋の価値です。
集客も同じで、得意な人に任せたほうが早く進みます。
次の3つは、便利屋の集客を専門にしている人の仕事です。
- 仕事が来ない時期を短くする
- 単価を上げる順番を決める
- 一人で抱えないための相談相手になる
私は「ありがとう、あべさん」の裏方として、売上9万円から700万円までの順番を現場の隣で見てきました。
これまで20社以上の便利屋さんの集客を支援しています。一人で抱え込む前に、まず一度ご相談ください。
よくある質問
便利屋は本当に儲からないのですか?
時給2000円台のまま何でも受けていると、儲からない形になりやすい商売です。
得意な仕事で単価を出す、スタッフを入れる、相談できる相手を持つことで、状況は変わります。
仕事が来ない時期は、どれくらい続きますか?
決まった期間はありません。あべさんは初年度から2年目にかけて、別の仕事で食いつなぎながら続けました。
何から手をつけるかの順番で、この時期は短くできます。
まとめ
- 仕事が来ない時期を、耐えきれない
- 何でも受けて、単価と体力が削られる
- 一人で抱えて、相談できる相手がいない
頑張りが足りないのではなく、順番と相手の問題です。動画の最後に、あべさんはこう話しています。
「一番大事だと思うのは、誰かに相談できる方がいることですね。」
一人で抱え込まずに、挑戦を続けてほしいと思います。
動画で見る
この記事の内容は、以下の動画で話しています。
便利屋が続かない理由3選!便利屋さん集客の専門家が解説します/仕事が来ない時期をどう耐えたか?/初年度の年商は9万円でした/単価3000円のままだと続かない/一人で抱えると心が折れてしまう
